「偏頭痛」と「緊張性頭痛」
突然ですが、頭痛のお話です。
肩こりや疲労の蓄積、気圧の変化などで頭痛にお悩みの方が多いかと思います。
私も頭痛、キライです(-_-)
何もやる気が起こらなくなってしまいます・・・
今日はその頭痛に関するお勉強です。
ひとことに「頭痛」言っても、頭がぎゅ〜っと締め付けられるような痛み、ズキンズキンするような痛みなど、その痛みはさまざまですが、大きく分けると2種類に分けられます。「偏頭痛」と「緊張性頭痛」です。
簡単な見分け方としては、痛みの違いがあります。
◆「偏頭痛」・・・頭の片側だけがズキンズキンと脈打つような痛み
◆「緊張性頭痛」・・・ズキンズキン以外の痛み
どちらも併発している方もいるので、きれいに区別できない場合もあります。
まずは、「偏頭痛」の特徴から。
「偏頭痛」は女性に多いのが特徴で、男性の3倍の発生率とも言われています。
先にあるように、頭の片側が脈打つようなズキンズキンという痛みが特徴です。
偏頭痛が始まる10〜20分前から、視界が狭まる感じがしたり、光の点が飛ぶのが見えるなどの前ぶれ現象と呼ばれる症状が出る場合もあります。
偏頭痛が発生する要因としては、
①女性の生理的時期によるホルモンバランスの乱れ
②チョコレート、チーズ、柑橘系、アルコールの摂取
③絶食または過食による血糖値の異常低下
などがあげられます。つまり、女性のムリなダイエットも偏頭痛を誘発する原因になってしまうんですね(´ ∀`;)
偏頭痛の予防としては、規則正しい生活と食習慣が大切です。
誘発要因となる食べ物の摂り過ぎにも気をつけましょう!
つぎに「緊張性頭痛」の特徴です。
「緊張性頭痛」は頭の一部または全体に継続的な痛みが出るものです。ズキンズキンという偏頭痛の痛み以外の頭痛はこちらに入ることが多いです。
長期にわたる首や肩のコリが慢性的な血行不良を起こすことで、乳酸などの老廃物が蓄積し、痛みを引き起こします。また、首の後ろの筋肉(頭半棘筋)の硬縮により神経が圧迫されることも要因のひとつとされています。
首や肩の緊張は、使いすぎによるものと心的ストレスによるものとがありますが、後者の方が多いようです。そのため、予防としてはストレス環境の改善が必要となります。(これが難しいんですけどね、、、)
そんなこと言っても、この痛みをどうにかしたい!!!
という方は、首や肩、頭をほぐして痛みを緩和することもできます。
「臨泣」「懸鐘」という偏頭痛に効く経穴(ツボ)もあるので、押してあげてもいいでしょう。
幸いにも、私はあまり頭痛に困る方ではないのですが、周りでお悩みの方が多かったので珍しく真面目に書いてみました。
またそのうちお会いしましょう〜